いよいよオープンへ・・・ライブハウス型ホール「COMTEC PORTBASE(コムテックポートベース)」

いよいよオープンへ・・・ライブハウス型ホール「COMTEC PORTBASE(コムテックポートベース)」

港区金川町。東邦ガス港明工場跡地で進められている再開発「みなとアクルス」。その「みなとアクルス」の一角で建設が進められていたライブハウス型ホール「COMTECPORTBASE(コムテックポートベース)」が完成しました。来月(2025年3月)のオープンに向けて準備万端です。

COMTEC PORTBASE(2月11日 撮影)

シルバーで統一されたシャープな建物です。名古屋港が近いこともあり、外観は「舟」をモチーフにしているということです。東郷町に本社があり、ドライブレコーダーなど自動車部品サプライヤーの「コムテック」が命名権を獲得していて、施設の名称は「COMTEC PORTBASE(コムテックポートベイス)」となりました。

収容人数は椅子席で1,040人。スタンディングの場合は2,244人。ライブ会場には珍しく”花道”も設置されるということで、音楽ライブだけでなくミュージカル公演などの対応も可能だということです。名古屋市内では、2008年に愛知厚生年金会館(収容人数1,666人)、2010年には愛知県勤労会館(収容人数1,488人)が閉館。エンターテイメント業界では名古屋の慢性的な”ハコ”不足が指摘されていて、2005年に笹島にオープンしたZeepNagoya(椅子席741席、スタンディング1,864人)はほぼ100%の稼働率となっています。

こうした状況のなか、地元イベント会社のサンデーフォークと在名の放送局(東海テレビ、中京テレビ、CBC、名古屋テレビ、テレビ愛知)などが中心となっ「COMTEC PORTBASE(コムテックポートベイス)」がつくられたということです。名古屋市民のために名古屋のエンタメ業界が一つになってつくられた施設です。オープンは来月(2025年)3月20日の予定。残り一ヶ月を切りました。

場所は地下鉄名古屋港線「港区役所駅」から徒歩5分。2018年にオープンした「ららぽーとみなとアクルス」の西側です。

東邦ガスの工場跡地で進められる再開発。周囲にはまだ広大な”未開発地”が残されています。今後、プロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」のホームアリーナの建設計画の他、やや頓挫気味ではありますが「キッザニア」誘致の計画もあり、新しい街づくりはまだまだ開発途上です。

「ファイティングイーグルス名古屋」ホームアリーナの建設計画についてはこちら

さらに敷地の北東部分では新たなマンション建設も始まっています。

パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスシーズンズ(2月11日 撮影)

「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスシーズンズ」(【仮称】愛知県名古屋市港区金川町計画)。地上10階建て、高さ30.005m。総戸数427戸の大規模マンションです。前回投稿から約一ヶ月。躯体はジワリと上がり、現在、2階から3階部分が建設されています。

「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスシーズンズ」(【仮称】愛知県名古屋市港区金川超計画)の前回投稿はこちら

みなとアクルス内には、敷地の北東にすでに「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」(2020年竣工、総戸数265戸)、「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」(2023年竣工、総戸数236戸)が先行して完成しており、市内でも有数の大規模マンション群が出来上がってきました。

パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス(写真奥右側)とパークホームズLaLa名古屋みなとアクルスガーデンプレイス(写真手前 左側)

港区は区域の広い範囲が工業地帯が形成され、住宅地としての人気はこれまであまり高くありませんでしたが、そのイメージを覆す”まちづくり”が進行しています。今後の再開発のゆくえが楽しみです。

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