「名神ビル」いよいよ解体はじまる!? テナントがすべて移転か 2025年1月
地下鉄8番出口すぐ。広小路通りと伏見通りが交わる「広小路伏見」の交差点の北西角にある「名神ビル」が解体されることが明らかになっています。
地上8階、地下2階。1960年5月竣工で、築年数から実に65年を超えている”老舗”ビルです。高さは30メートル前後。現在は完全に街に溶け込んでいるビルですが、おそらく完成当初はこの高さのビルはあまりなくそこそこ目立っていたのではないでしょうか。
ビルを巡っては、おととし(2023年)8月に建通新聞が建替え計画が持ち上がっていることを報じました。ビルは現在ひっそりしています。建替え計画の報道から約一年半。これまであまり大きな動きはありませんが、すでにテナントはすべて退去しているものと思われます。
名神ビルの前回投稿はこちら
おそらく車の搬入口だったところには”蛇腹”が設置されました。まだ建物の周囲などに足場は設置されていませんが、間もなく解体工事がスタートするかもしれません。
土地と建物は神戸に本社のある神戸土地建物という会社が所有しています。建通新聞によりますと、建て替え計画は「同社が土地を所有したまま他の事業者が主導して進め」られるということです。建て替え後の新ビルについての情報はまだ明らかにされていませんが、今後、どのような再開発がされるのか?引き続き動向を注目していきたいと思います。