鶴舞公園の南、旧愛知県勤労会館跡地で日本最大のスタートアップ支援施設「ステーションAi」。今年秋のグランドオープンを前に工事は仕上げの段階をむかえています。
前回投稿から一ヶ月が経過しました。建物北側では、すでに外観がほぼ完成しています。まるで巨大なクルーズ船のようです。
前回投稿時にはまだシートで覆われていた北側の外観もお目見えしました。
現在は内装工事が続けられています。オープンは今年(2024年)10月31日。オープンまで残り2ヶ月半。工事は仕上げの段階に入っています。
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このステーションAiにシンガポール国立大学(NUS)の起業支援施設「BLOCK71(ブロックセブンティーワン)」が入居することが、先日発表されましました。起業支援施設としてはアジア最大規模の組織のようです。
ステーションAiにNUSの専任職員が常駐し、入居するスタートアップを支援するとのこと。多くの東南アジアのスタートアップの入居が期待できるとともに、ステーションAiに入居する日本のスタートアップ企業の東南アジア進出の架け橋としても期待できそうです。
ステーションAiを巡っては6月に愛知県の大村知事が、グーグル本社を訪問していて連携を打診し、グーグルから前向きに検討する旨の回答を得たとの報道もあります。またフランス・パリにある世界最大のスタートアップ支援施設「ステーションf」との連携も進んでいるようです。
東京一極集中が進む中、これまではスタートアップ企業も圧倒的に東京発のものが多かったのが実情です。起業家にとって、これまでは東京がいわば”交流の場”となっていたことが原因の一つかと思いますが、ステーションＡｉは、”交流の場”が提供されるだけでなく、海外との懸け橋も多く用意されることになります。地方発のスタートアップ拠点のモデルケースとなるような施設になることを願うばかりです。
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