さらに続くリニューアル・・・「市営城北荘」建て替え工事 2024年7月
地下鉄名城線の「名城公園駅」の東。北区名城二丁目から三丁目にかかる一帯に林立している「市営城北荘」。1960年代~1970年代の高度経済成長期に合わせて21棟建てられていた住宅が激しく老朽化したため現在、順次建て替え作業が続けられています。
建て替え工事は北側のエリアから開始されました。
上の写真は2020年末に先行して完成した2棟です。写真奥が市営城北荘A棟(10階建て、110戸)、手前の建物がB棟(9階建て、114戸)です。
A棟とB棟の完成と合わせ、一つ南側にあった旧団地6棟が一気に取り壊されました。おそらく新しくできたA棟、B棟に移転を促した上に取り壊されたのではないかと思われます。跡地は広大な更地が広がっていますが、すぐ西側で行われている名城公園駅リニューアル工事の仮設現場事務所などとして利用されているようです。
「名城公園駅」リニューアル工事についてはこちら
名城公園駅リニューアル工事終了後にこの広大な敷地がどのように活用されるのか楽しみです。
さらに南側の一角ではA棟、B棟完成後にC棟の建設が続けられていましたが、こちらの方もすでに完成しているようです。
当ブログで市営城北荘の建て替え工事を取り上げるのは1年2ヶ月ぶりです。前回投稿時はまだC棟の建設途中でしたが、現在はすでに完成していて、すでに大勢の住民の方が移り住んでいるものと思われます。C棟は地上7階建て、高さ20.15m、総戸数70戸。A棟、B棟に比べて一回り小さな建物です。
「市営城北荘」建て替え工事の前回投稿はこちら
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このほかのブロックでは旧団地が残されていますが、C棟の一つ南のブロックに、新たな住宅の建設を伝える建築予定看板が立てかけられていました。
「城北第4次 公営及び更新住宅新築工事」。
地上10階建て、高さ30.70m。完成すればD棟になると思われます。規模としてはA棟、B棟とほぼ同規模になります。
工事着手予定時期は来年2025年の3月1日。敷地内の旧団地はひっそりとしており、すでに住民の方の移転が完了しているものと思われます。建設工事が開始される前に旧団地の取り壊し工事が進められると思われます。
まだまだ続く城北荘の建て替え工事。折を見て息の長い工事の様子を今後ともお伝えします。