新体験! 名古屋港水上バス「クルーズ名古屋」乗船体験 2024年7月

新体験! 名古屋港水上バス「クルーズ名古屋」乗船体験 2024年7月

名古屋港水族館や南極観測船ふじなどがある「ガーデンふ頭」とレゴランドやポートメッセなごやなどがある「金城ふ頭」。名古屋港には主に二つの交流拠点があり、いずれも休日には多くの家族連れで賑わいます。

ただ「金城ふ頭」へのアクセスはあおなみ線、「ガーデンふ頭」へのアクセスは地下鉄名古屋港線で両地区を直接結ぶ公共交通はほとんどありません。

そんななかその両地区を直接結ぶ唯一の公共交通機関が休日限定で運航される水上バス「クルーズ名古屋」です。

水上バス 運航ルート

ささしまライブ、ガーデンふ頭、金城ふ頭の3つの地点を通る水「クルーズ名古屋」。今回、金城ふ頭からガーデンふ頭までの区間を実際に乗船してみました。

時刻表は季節により変わりますが、現在は夏ダイヤ(7/7~9/23)。水上バスが出航するのは主に土日祝日の12時15分~、15時35分~、19時~の3便です。

クルーズ名古屋の運航予定等についてはこちら

水上バス 金城ふ頭待合所

乗船場は金城ふ頭の東側、「名古屋国際展示場(ポートメッセなごや)第一展示館」のすぐ南にあります。ひっそりと待合所も設けられていて、乗船券もこちらで購入します。乗船料は「ガーデンふ頭」までが900円、「ささしまライブ」までが1600円です。

待合所で出発を待っていると出航の5分前に乗船を促されます。

クルーズ名古屋

定員は54人の中型船です。「ガーデンふ頭」までの所要時間は30分です。

出発してすぐ停泊している大型貨物船を間近に見ることができました。

走行中は甲板に上ることも可能です。連日、うだるような暑さが続きますが、時折吹く海風がきもちよかったです。

水上バス観光の醍醐味の一つに名港トリトンを真下から見ることができることがあります。大型船も通行できるようにと、桁下から水面まで55メートルが確保されていると言う事です。実際見ると、改めてそのスケールの大きさに圧倒されます。ただ最近はさらに大型の客船などが出てきているようで、トリトンをぐぐれない大型クルーズ船の寄港拠点を金城ふ頭に整備する構想などがあります。

金城ふ頭の大型クルーズ船寄港拠点整備構想はこちら

周辺には中京工業地帯が広がります。沿岸に広がる工業地帯を海側から眺めることができます。写真ではいまいち伝わりませんが大迫力です。

名港トリトンをくぐってしばらくいくと、左手に「潮凪ふ頭」が見えてきます。

戦時中が海軍の物資集積場として機能し、現在は愛知県や名古屋市などが出資してつくられた名古屋埠頭株式会社にその経営委託され、石炭の取り扱い拠点となっています。埠頭の南端では、昭和14年に設置された「10号地灯台」の姿が確認できます。第二次世界大戦の空爆による爆弾の破片で破損をしました。名古屋港の歴史を語る建造物として、名古屋市から「認定地域建造物資産」にも認定されているようです。こちらの埠頭には陸から立ち寄ることができず、海側からしか見ることことができないということです。

終盤に差し掛かるとガーデンふ頭の風景が近づいてきました。シートレインランドの観覧車や名古屋港水族館などのレジャー施設とともに、名港海運本社ビル(地上18階建て、高さ80.456m)などがあるのが確認できます。正直、もう少し高層ビルがあるとすばらしいウォーターフロントとなる気がします。今後の発展に期待したいです。

遠くには名駅の超高層ビル街も確認できます。まるで蜃気楼のようにも見えるこの風景も”新感覚”です。

思った以上に楽しい”船旅”でしたが、54人乗りのキャパに対し、乗船人数は私も含めて10人弱でした。名古屋港の観光ツールというだけでなく、「金城ふ頭」と「ガーデンふ頭」という2つの交流拠点を直接結ぶ唯一の公共交通機関でもあります。

地元の人にもあまり知られていないこの水上バス。観光拠点としての名古屋港の魅力を高めるためにも、名古屋市なども協力し、まずは”宣伝活動”に力を入れていってほしいです。



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