ついにベールを脱いだ・・・スタートアップ支援施設「STATION Ai(ステーションエーアイ)」建設状況 2024年7月
鶴舞公園の南。旧愛知県勤労会館跡地で建設が進められている国内最大のスタートアップ支援施設「STATION Ai(ステーションエーアイ)」。オープンまで残り4ヶ月。オープンに向け、工事は仕上げの段階に入っています。
前回投稿から一ヶ月あまりが経ちました。前回投稿時には建物全体がシートに覆われていましたが、今回撮影時、公園側ではついにシートが取り外されて大きなクルーズ船のような外観がベールを脱ぎました。
「 STATION Ai(ステーション エーアイ)」の前回投稿はこちら
建物の中央には非常階段のようなものが設置されています。通常のビルですとこうした階段は、建築物の両脇に設置されることが多いかと思いますが、建物の中央に設置することで逆に大きなアクセントとなっています。
ビルの一番西の部分では「STATION Ai」のロゴも取り付けられました。
建物の南側(反対側)は、未だ建物全体がシートに覆われています。ただバルコニーの”手すり”と思われる部分が木でつくられているのが確認できます。
オープンは10月31日です。
開放的な吹き抜けの空間にドローンやロボット・・・。各階はスロープでつながり、施設全体に一体感が創出されます。５年後には1000社の入居を目指すという同施設。開業に先立って愛知県が笹島地区で運営しているスタートアップ支援拠点「プレ・ステーションAi」には４月の段階ですでに411社が入居しているようで、軌道に乗れば”5年後に1000社”という目標もそれほど難しい数字ではないのかもしれません。
モノづくり企業が集中し、従来の産業が安定していることがが逆にあだとなっているのか？これまでスタートアップ企業があまり生まれてこず、”スタートアップ不毛の地”とも言われている愛知県ですが、一つでも多くのスタートアップ企業がここから世界に羽ばたいてくれることを願いたいです。
「ステーションAi」のその後についてはこちら