躯体は半分ほどに・・・「栄町ビル」(旧 国際ホテル)解体工事 2024年3月
栄の中心部。錦三丁目の錦通りと広小路通りの間のブロックで進められている「栄町ビル」(旧 国際ホテル)の解体工事。前回投稿から2ヶ月。工事は順調に進んでいるようです。
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かつて周辺のビルと同じ高さがあったビルですが、解体工事が進みパネルがかつての高さの半分ほどにまでなりました。ビルの主要テナントだった国際ホテルが閉館したのが2021年9月。その後明け渡しを巡り、一部テナントと交渉が難航していることなどが報道され、長く”塩漬け”の状態が続いていましたが、ちょうど一年前の2023年2月ごろから解体工事が始まっていました。
解体工事がはじまって一年あまり。このところ急激に駆体が小さくなりました。おそらく来年の今頃は、旧ビルの面影は跡形もなくなくなっているのではないでしょうか?
跡地については広小路を挟んだ向かい側の「MARUEI Galleria(マルエイ ガレリア)」(旧丸栄跡地)とともに興和グループが一体開発を進める方針を明らかにしています。ただ、再開発域内で同じく興和グループが所有している「ニューサカエビル」は現在も数多くのテナントが入居していて”通常営業”しているほか、かつて難航していることが報道された地権者との用地買収について決着したという話もいまだ出ておらず、再開発のスタートはまだ先の話だと思われます。
再開発が本格的にスタートするまで「栄町ビル」解体後の跡地がどのような形で利用されるのか?注目していきたいと思います。
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