建物全体がスッポリ・・・「セントラルパークアネックスビル」(旧東急ハンズアネックス店)解体状況 2023年10月

建物全体がスッポリ・・・「セントラルパークアネックスビル」(旧東急ハンズアネックス店)解体状況 2023年10月

テレビ塔の北西。久屋大通と桜通が交わる「桜通久屋交差点」の南西角で進められている「セントラルパークアネックスビル」。旧東急ハンズアネックス店が核テナントとして入っていたビルです。おととし(2021年)10月末に東急ハンズアネックス店が閉店していたもののしばらく”塩漬け”となっていましたが、再開発の方向性が定まってきたようでようやく本格的な解体工事がはじまりました。

セントラルパークアネックスビル(9月30日 撮影)

竣工は1986年。地上12階、地下2階の大型商業ビル。かつては、栄北地区のランドマーク的な建物でした。核テナントの東急ハンズは1993年の全盛期には、年間141億の売上があったということですが、閉店直前の2020年には年間20億円と全盛期の7分の1にまで落ち込んでいたようです。

名古屋の街の中心が栄地区から名駅地区に移っていったことが一因のようですか、栄地区でもPARCOやラシックなど大型施設が開業した南地区に対し、北地区の開発がやや停滞していることも大きな要因だったのではないでしょうか?

跡地についての詳細は明らかにされていませんが、同じブロックにあった雑居ビル「桜錦ビル」跡地との一体開発になることが決まっているようです。

一か月あまり前の前回投稿時(2023年9月)、前回投稿時は”解体真っ只中”だった桜錦ビルは解体がほぼ完了し、セントラルアネックスビルの外壁に”ビルの痕”が残されているのが確認できます。

解体前の桜錦ビル現存当時の写真

新たな商業施設が次々にオープンする南地区と比べ、これまであまり”活気”がなかった北地区。

栄地区が今後”面”としての広がりを見せるためにも、人の流れを一気に北地区に呼び込むようなインパクトのある再開発が進められることを期待したいです。

セントラルパークアネックスビル(旧東急ハンズアネックス店)のその後についてはこちら

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