錦三丁目に新オフィスビル建設へ・・・「万兵第2ビル」跡地 2023年8月
中区錦三丁目。昨年(2022年)、地元の繊維商社「万兵」が所有していた「万兵第2ビル」の解体工事が進められていました。
「万兵第2ビル」解体についてはこちら
旧ビルの解体工事が終わり、跡地はここしばらく駐車場として使用されてきました。
しばらくこの状態が続くのか?とも思いましたが、駐車はあくまで臨時的なものだったようで現場では早くも動きがありました。
現場には「(仮称)名古屋市中区錦三丁目PJ新築工事 建設計画」と書かれた看板が設置されました。跡地には地上12階、地下1階、高さ54.00m。「用途」の欄には物販店、事務所と書かれていておそらく何等かのオフィスビルが建設されるとみられています。旧「万兵第2ビル」の建物の高さが30m程度とみられるので、建て替えによりビルが大幅にグレードアップされることになりそうです。
「建築主」の欄には「大和ハウス工業中部支店」、「工事着手予定時期」の欄には2023年11月1頃と書かれています。あと数ヶ月は駐車場として利用された後、建設計画がスタートするようです。
錦三丁目といえば名古屋最大の歓楽街”キンサン(錦三)”がありますが、現場はその歓楽街からやや東にいったところ。この一帯はガラッと雰囲気が変わり、地元の繊維商社の本社が終結する通称”繊維街”となっています。
こうした繊維商社のビルは高度経済成長期に建てられたと思われるビルも多く、老朽化が激しいビルが多いだけに、今後”建て替え需要”が本格化する可能性が高いです。
”新陳代謝”により、どのように街並みが変貌するのか?これからも注目していきたいと思います。