いよいよ工事が本格化・・・巨大物流施設「(仮称)ロジクロス名古屋みなと」建設工事 2023年7月
港区品川二丁目。旧「イオンモール名古屋みなと」跡地で三菱地所が建設を進めている巨大物流施設「(仮称)ロジクロス名古屋みなと」。前回投稿から約半年が経過しました。基礎工事はほぼ終わっているようで、早くも躯体が上に伸びてきました。
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広大な敷地におびただしい数のクレーン車や杭打機などの資材が稼働しているのを確認できます。現地に行くと壮大なスケールに圧倒されます。
敷地面積は62,111㎡。建築面積に限っても32,876.07㎡の広大な敷地に地上4階建て、高さ30.98mにものぼる建物が建設されます。高さ30mというと、未だに名古屋の都心部でそこかしこにみられるいわゆる”百尺ビル”とほぼ同じ高さ。完成すればかなり巨大な建築物になります。
場所はあおなみ線の「荒子川公園駅」の南東です。
ECの急速な伸長を受け、大都市周辺では次々にこうした巨大物流施設が建設されています。こうした最新の物流施設はAIなどの活用により従来より物流の効率化が図られているほか、新たな”雇用創出の場”としても期待されていて、地域経済に高い効果が見込まれるようです。施設の完成でとのようなシナジー効果が生まれるのか楽しみです。
そしてもう一つ気になるのは、道路を挟んだ東側。かつて「TOHOシネマズ名古屋ベイシティ」などがあった敷地です。
現場の掲示によりますと旧建物の”片付け工事”が行われているようで、現在はまだこれと言って目立った動きはありません。
跡地については「イオンリテールが規模を縮小した施設を検討している」という情報があるのみで、詳細な情報はまだ明らかにされていません。ただ”規模縮小”とはいえ、こちらもかなり大きな敷地です。今後、どのような開発がされるのか注目いきたいと思います。
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