「ナディアパーク」 “ロフト後”の後継テナントはアルペン！？
中区栄三丁目。いわゆる”栄ミナミ”の複合施設「ナディアパーク」。中核テナントとして入っていた「ロフト名古屋」が先月末(2023年6月末)、閉店しました。
ロフト名古屋が1996年のナディアパーク開業にあわせてオープン。以来27年間、全国でも最大規模の売り場面積を誇るロフトとして、市民にも愛されてきました。それまではあまり注目されていなかった”栄ミナミ地区”に人が集まり始めたのもちょうどこの頃だった気がします。
一階部分では、シャッターで閉ざされた向こう側に「27年間ありがとうこざいました」と掲げられた横断幕が掲げられました。大型店であるがゆえに採算性が低かったことが閉店の理由のようです。
ナディアパークにはほかにも様々なテナントが入っていて、当然、現在も営業が続けられていますが、中核テナントが閉店した影響はやはり大きく、残念ながらビル全体にもあまり活気がありません。
”栄ミナミ”地区の賑わいを保つためにも後継テナントが一日でも早く決まることを願うばかりですが、読売新聞は先日、スポーツ用品大手の「アルペン」が名乗りをあげていて、契約に向けパークの運営者と協議を進めていることを明らかにしました。
アルペンは名古屋が地盤。スポーツ用品店やゴルフ用品店など400店舗を展開する業界大手の企業です。郊外の幹線道路沿いなどで店舗を展開する同社ですが、昨年(2022年)4月に、東京・新宿に「アルペントーキョー」をオープンさせるなど、このところ大都市都心部への出店を強化しているよです。
名古屋市内でも「スポーツデポ」や「ゴルフ5」など16店舗を展開していますが、都心の大型店はまだありません。実現すれば話題の新スポットになりそうです。