みなとアクルスに新たな開発計画・・・豊田通商がエリア内に新アリーナ建設を検討
港区の東邦ガス旧港明工場跡地で、東邦ガスと三井不動産が共同で開発を進めているニュータウン「みなとアクルス」。先日、在名民放5局などが出資して地区内にライブハウス型ホール「BOAT BASE(ボートベイス)」が2025年夏にオープンする計画が浮上したことをお伝えしたばかりですが、新たにアリーナ建設が検討されているということが明らかになりました。
ライブハウス型ホール「POAT BASE(ポートベイス)」オープンについてはこちら
アリーナを建設を進めるのは豊田通商で、豊田通商のプロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」のホームコートとして利用されることが想定されているということです。
「ファイティングイーグルス名古屋」は、現在サッカーのJ1に該当するB1に所属するプロバスケットの強豪チームです。新アリーナの施設規模については現在検討中のようですが、リーグが26年−27年シーズンから導入する新「B1入会基準」に適応する形で整備が進められるとみられます。新基準ではアリーナの客席数5,000席以上の確保が謳われており、そこそこ大規模なアリーナとなることは間違いなさそうです。
新アリーナ建設の具体的な場所についても現状明らかにされていませんが、おそらくは「POAT BASE(ポートベイス)」の予定地と同じ、「W・zone(ウィルゾーン)」内になると思います。
Wzone(ウィルゾーン)は、「ららぽーとみなとアクルス」の東側の土地で「多様な体験により創造性を育てる」ことをテーマにしたエリアですが、現在は”手つかず”のまま更地が広がっています。
全部で24チームがあるB1リーグ。そのうち愛知県を本拠地とするチームは4つあり(「名古屋ドルフィンズ」、「ファイティングイーグルス名古屋」、「シーホース三河」、「三遠ネオフェニックス」)、愛知県は全国でも有数の”バスケどころ”と言えます。
新アリーナの完成は2026年秋。市内にあるもう一つのチーム「名古屋ドルフィンズ」のホームコート「愛知県体育館」は2025年を目途に現在、建替え作業が進んでいます。
「愛知県体育館」建替え工事の現況についてはこちら
Bリーグの発足は2015年。発足からまだ8年でまだ知名度は決して高くありませんが、営業収入が20億を超えるチームが出始めるなど、徐々に起動に乗り始めているようです。Bリーグの発展は、そのまま名古屋の街に大きな経済効果をもたらす可能性もあるだけに関係者にはさらなる”奮起”をもたらしたいです。