名古屋観光ホテルがグレードアップ・・・「広小路ビル」跡地に新施設を建設へ 2023年2月
名古屋の中心部、中区錦一丁目。1936年に建設された市内最古のシティホテル「名古屋観光ホテル」。皇室も利用するほか、地元政界・財界のパーティーなどでも頻繁に利用される利用される市内屈指の名門ホテルです。
現在は興和グループ傘下の「エスパシオエンタープライズ」が運営している同ホテル。今年(2023年)に入って、ホテルに新たな施設が建設されることが明らかになりました。
1月末、興和の三輪社長が日本経済新聞から受けたインタビューで、名古屋観光ホテルについて「あと10、20年は建替えなしで持つようなホテルにする」とした上で、プールやエステサロンが入る新しい建物を2023年中に設けることを明らかにしました。
建設はホテルの北側、広小路通りに面した敷地。元広小路ビル跡地です。
旧「広小路ビル」は地上9階建ての雑居ビル。一階に「マツモトキヨシ」が入っていたビルです。同じ興和グループが所有していたビルで、2021年から2021年にかけて解体が進められていました。
現地に掲げられた建設予定看板によりますと、跡地に建てられる新施設は、地上4階、地下1階。高さ25.70メートル。用途の欄には「店舗・スポーツ施設」と書かれていて、当初はどのような施設ができるのか疑問でしたが、今回の報道でようやく合点がいきました。
長年”名観”という相性で、地元にしたしまれてきた名門ホテル。新棟の完成でさらに魅力的なホテルとなることを期待したいです。
「観光ホテル」新施設のその後についてはこちら