錦二丁目 老朽ビルの解体後は一体開発 エムジーホームなどが大型マンション建設へ 2022年11月

錦二丁目 老朽ビルの解体後は一体開発 エムジーホームなどが大型マンション建設へ 2022年11月

中区錦二丁目。袋町通と桑名町通が交わる交差点の北東角。老朽化していた2棟のビルの解体工事がほぼ終わりました。

11月13日 撮影

解体されたのは中堅繊維商社「丹羽幸」の本部があったビルと、1965年竣工の雑居ビル「GS第三伏見ビル」です。「丹羽幸本部ビル」は地上6階建て、「GS第三伏見ビル」は地上4階建てで、ともに中低層のかなり老朽化したビルでした。

2棟のビル解体の前回投稿はこちら

2棟のビルの跡地には仮囲いが設置されていて、期待通り一体開発が進められるようです。

跡地は名古屋が本社の「エムジーホーム」が、「東急リバブル」と共同でマンション開発を進めるようです。建設されるマンションは地上14階建て、高さ43.74メートル。「エムジーホーム」は、”モアグレイス”というブランド名で分譲マンションを展開している、特に岐阜、一宮地区でシェアが高く、両地区で供給棟数最大のマンションディベロッパーです。新築されるマンションもおそらく”モアグレース”ブランドのマンションになるのではないかと思われます。現場に設置された建設予定看板によりますと工事着手は、「2023年1月頃」とされています。4階建てと6階建ての雑居ビルから14階建ての高層マンションへ。同土地では一気に高度利用が進むことになります。

この一帯は通称”繊維街”とも呼ばれ、繊維業が隆盛を極めた1960年代に建てられた雑居ビルが数多くありますが、そうした雑居ビルが老朽化により次々と解体されていて、街の姿が大きく変貌しそうです。近くでは「プラウドタワー名古屋錦」(名古屋・錦二丁目第一種市街地再開発事業)も今年(2022年春)に完成し、そうした流れは今後、さらに加速しそうです。

地下鉄の丸の内駅・伏見駅双方に徒歩圏内で、ポテンシャルは抜群です。この一帯の変化について、当ブログでは今後も定期的にお伝えしていきたいです。

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