いまだテナントなし!?「名古屋ビルディング桜館」2022年11月
中村区名駅4丁目。名古屋駅からやや東に行った桜通り沿いで、今年(2022年)4月に完成したオフィスビル「名古屋ビルディング桜館」。地上12階、地下1階建て。高さ59.25メートルのオフィスビルです。
パイプオルガンのような独特の外観が目をひくスタイリッシュな高層ビルです。当プログでは、工事が始まる直前の2020年5月以来、幾度となく取り上げ、完成までの進捗状況を随時お伝えしてきましたが、ここにきて傍からみていてやや心配な状況が続いています。
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というのも、完成から半年以上が経過していますが、いまだにテナントが一社も決まっていないようなのです。
ビルに人気(ひとけ)はなくひっそりとしています。
コロナ禍がいまだに大きく影響しているのでは?という見方もできますが、ほぼ同じ時期に完成した栄地区の「アーバンネット名古屋ネクスタ」ビルには完成当初からすでに9割近くのテナントが入居しており、原因はよくわかりません。
コロナ禍を超え街の活気が徐々に戻ってきていることに加え、リニア開通も控えていて名駅地区は、今後ダイナミックに変化することが見込まれています。今後も、超高層・高層のオフィスビルの開発計画が目白押しですが、こうした開発計画にも影響を及ぼしかねないだけに、少しでも早くテナントが入居し始めるのを願うばかりです。
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