主税町クラブが解体・・・跡地はトヨタホームが中高層のマンションを建設 2022年9月
東区主税町2丁目。三菱UFJの社員厚生施設「主税町クラブ」の解体がはじまりました。跡地は、解体を手掛けているトヨタホームが中高層のマンションを建設することが明らかになっています。

「主税町クラブ」は1960年に建設された旧東海銀行(旧三菱UFJ銀行)の行員向けの厚生施設で、行員など関係者だけが利用できるレストランなどがありました。
場所は東片端の交差点を少し北にいった国道41号線沿い。レンガ造りの低層の2階建ての建物でしたが、現場では延々と仮囲いが続いていて、かなり広い敷地であることが伺えます。解体後はトヨタホームがマンションを建設することが明らかになっています。トヨタホームは名古屋市に本社を置く、トヨタ系の住宅会社で一戸建てに強みがある印象がありますが、近年、名古屋市内中心部では活発にマンション開発も進めています。
一帯はトヨタの前身でもある豊田自動織機の創業者である旧豊田佐吉邸や、日本初の女優として活躍した川上貞奴が住んだ双葉館など歴史ある建造物が点在するお屋敷町で、名古屋市が”文化のみち”と名付けて観光地化に力を入れている地域です。
名古屋市の景観形成地区にも指定されており、栄まで徒歩圏内という立地でありながら独特の雰囲気があります。トヨタホームが建設するマンションも中高層で景観に配慮したつくりになるということです。どのようなマンションになるのか?今から楽しみです。
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