一部で早くも解体工事が開始・・・旧名古屋競馬場跡地 2022年6月
港区泰明町1丁目。今年3月に弥富市に機能が移転した名古屋競馬場跡地で、早くも建物などの解体工事がはじまりました。
敷地内の建物のいくつかにはグレーのシートで覆われています。ショベルカーの姿も確認できます。閉場からまだ3ヶ月弱しかたっていませんが、すでに次に向けた動きが出ているようです。
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敷地、南側からの写真です。すでに競馬場の面影はほとんどなくなっています。
敷地西側。設置されていたパトロール塔も、グレーのシートで覆われています。
ただ一部施設は「サンアール名古屋」という施設となり、当面の間、場外馬券場売り場として稼働されるようです。撮影日も場外馬券売場として稼働していて、大勢の人が訪れていました。
最寄りのあおなみ線「名古屋競馬場前駅」もいつの間にか「港北駅」という名前に変わっていました。
旧名古屋競馬場跡地は今後、2026年に名古屋で開催されるアジア大会の”選手村”として整備され、大会終了後は大和ハウスや中部電力などのグループがマンションや複合商業施設を建設し、2028年頃に”まち開き”をする予定です。
再開発を巡っては、移転を計画していた同朋大学が、移転計画を取り止めるなどのすったもんだもありましたが、代わりに誉高校(現小牧市)が移転することが決まりました。
港区はこれまで市内16区のなかでも、正直これまであまりパッとしない区でしたが、その一方で、あおなみ線沿線をはじめ、最もポテンシャルを秘めた区でもあると思います。今回の再開発も周辺に大きなインパクトを与えることは間違いなさそうです。
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