建物を高層化・・・「伊予銀行名古屋支店」が建て替え
中区錦2丁目。「日銀前」交差点からやや南にいったところの伏見通り沿いで、店舗を構えている伊予銀行名古屋支店が建て替えられることが明らかになりました。
上の写真は現在の伊予銀行名古屋支店です。竣工年次はわかりませんが、かなり老朽化しています。
新名古屋支店は地上10階、地下1階。建替えにより、建物は大きくグレードアップします。
建替え後の建物は支店機能だけでなく、高層部は賃貸オフィス、低層部には商業施設が誘致されるということです。
建て替えに伴い伊予銀行名古屋支店は2022年7月から2年間仮店舗で営業されるようです。
滋賀銀行、第三銀行、山口銀行と、このところ地方銀行の支店跡で相次いで再開発が進んでいます。地方銀行の支店機能は都心にも関わらず、低層のまま建物が残されていたケースがこれまで多く見られましたが、ここにきてそうした土地が一気に動き出しているように感じます。
旧滋賀銀行名古屋支店跡地再開発についてはこちら
旧第三銀行名古屋支店跡地再開発についてはこちら
旧山口銀行名古屋名古屋支店跡地再開発についてはこちら
伏見通を挟んだ西側からの写真です。
写真奥の建物が竣工したばかりの「プラウドタワー名古屋錦」(名古屋錦二丁目7番第一種市街地再開発事業)です。このブロックは目下、大小様々な再開発計画が目白押しで、今後、大きく変貌する可能性を秘めています。今回の伊予銀行名古屋支店の建替えがさらに周辺にどのような波及効果をもたらすのか楽しみです。
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