地下街とも直結・・・「アーバンネット名古屋ネクスタ」完成 2022年5月
東区東桜一丁目。テレビ塔の北東すぐ。旧住友商事ビル跡地で、NTT都市開発が開発を進めていた「アーバンネット名古屋ネクスタ」がついに完成し、ビルの稼働がはじまりました。
地上20階、地下1階。高さ91.45メートル。着工から2年あまり。当ブログでは工事の進捗状況をお伝えしてきたこともあり、完成は感慨深いものがあります。
「アーバンネット名古屋ネクスタ」の前回投稿はこちら
建物の東側には、同じNTT都市開発が2005年に開発した「アーバンネット名古屋」(地上22階、地下3階、高さ99.58メートル)があります。
高さ100メートル弱の高層ビルが並ぶ姿は圧巻。桜通り沿いに”巨大な壁”が出現したような光景です。
ビルは地下鉄「久屋大通り駅」下りてすぐ。久屋大通の地下に広がる「セントラルパーク地下街」とも直結していて、アクセスもかなり充実しています。
ビルの低層階には商業施設になっていますが、現状、テナントは入っていないようです。今後、どのようなテナントが入るのか楽しみです。
完成したばかりのビルですが、オフィスフロアはすでに9割のテナントが決まっていて、入居も始まっています。日本特殊陶業も本社機能を瑞穂区から移転してきました。名古屋の街の魅力を増すためには名駅一極集中ではなく、栄の”奮闘”が不可欠です。ここ10年ほど、名駅地区などへの流出が続いていましたが、名古屋を代表する一流企業の本社転入は、”栄の反転攻勢”を象徴するものになるかもしれません。