外観がすっぽり・・・「りそな名古屋ビル」解体工事が佳境 2022年5月
中区錦二丁目。地下鉄「伏見駅」から少し東に行った錦通り沿いで、昨年末から解体工事がはじまっている「りそな名古屋ビル」。前回投稿から一ヶ月が経ちました。
解体工事がはじまってから4ヶ月。都心だけに、地下鉄など様々な都市機能が複雑に入り組んでいる一体だからでしょうか?工事がゆっくりと進捗していましたが、ここにきてようやく建物全体が白いパネルで覆われました。
「りそな名古屋ビル」解体工事の前回投稿はこちら
解体を手掛けるのは、首都圏が地盤の不動産会社「ケン・コーポレーション」です。おそらく解体後の再開発も「ケン・コーポレーション」が中心となって手掛けるとみられます。名古屋では馴染みが薄い会社ですが、超高層タワーマンションなど、ハイグレードマンションの仲介に強みがある会社です。当然、オフィスも手掛けているので断定はできませんが、再開発ではタワーマンションが建設されるのかもしれません。今後の動向を注視したいと思います。
「りそな名古屋ビル」は1962年竣工。築60年を経過した老朽化ビルでした。広小路通り沿いや錦通り沿いには、同じ高度成長時代に建設されたビルが他にもたくさんあります。こうしたビルの多くは当日の「百尺規制」をもとにつくられた高さ30メートル前後の低層のビルです。当ブログでは、今後もこうした都心の百尺ビルの建替え再開発が進むことにより、街の”新陳代謝”が進む様子を見守り続けたいです。
旧「りそな名古屋ビル」のその後についてはこちら