高層タワーマンション建設が始動・・・「新今池ビル」跡地開発 2022年4月
千種区内山3丁目。地下鉄「今池駅」の真上、おととし(2020年)2月に閉館した「新今池ビル」跡地の再開発の情報が、このほど明らかになりました。
前回投稿から2ヶ月あまりが経ちました。すでにビルの解体は終了しており、都心に広大な更地が広がっております。
「新今池ビル」解体工事の前回投稿はこちら
跡地開発には京阪電鉄不動産とセキスイハイム東海が参画し、地上29階、地下1階。高さ97.10メートルの高層タワーマンションが建設されるようです(【仮称】名古屋市千種区内山3丁目PRJ)。名古屋の”副都心”とは言え、これまであまり高層の建物がなかった今池地区では、飛び抜けて高層の建物になります。
今池駅に直結する今池の”ど真ん中”なだけに、再開発では正直、商業施設やオフィスなどを含めた複合開発となることを期待していましたが、残念ながら高層タワーマンション単体の開発となりました。ただ、今池地区にこれまでなかったレベルの高層の建物が建設されることは喜ばしいことであり、このところ若干停滞気味だった今池の街の起爆剤になることを願ういたいです。
現場では、クレーンが横たわる姿が確認できますが、工事はまだ始まっていないようです。現地の建設予定看板には「工事着手予定期間」の欄に「2022年10月下旬頃」と書かれています。京阪電鉄不動産とセキスイハイム東海は、丸の内三丁目で建設中の「ファインタワー久屋大通」(【仮称】名古屋市中区丸の内3丁目計画)でもタッグを組んでいます。新今池ビル跡地の再開発の始動はまだ半年近く先になりますが、「ファインタワー久屋大通」が幾何学的なデザイン性豊かなマンションになりそうなだけに、この新今池ビル跡地のマンションのデザインがどのうようなものになるかについても楽しみです。
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