栄町ビルがようやく閉館・・・大規模再開発に一歩前進 2021年10月
栄の中心部。国際ホテルなどが入っていた「栄町ビル」が先月(9月末)に閉館しました。
ビルには閉館を知らせる貼り紙が張られ、全面的にシャッターが下ろされました。ビルの核となっていた国際ホテルは去年(2020年9月末)に閉店。その後も一部の入居テナントが営業も続けてきていましたが、先月(2021年9月)にすべての店舗が退去したようです。
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テナントの退去を巡っては、以前、ビルを運営する丸栄側が入居テナント10社を提訴したという報道がありました。その後の訴訟の顛末の情報についてはありませんが、テナントはすべて退去し、ようやくビルが閉館することになりました。
栄町ビルは1964年開業。広小路通り向いの丸栄跡地やニューサカエビルとともに興和が一帯開発を検討しています。周辺地権者との調整が暗礁に乗り上げており、まだまだ再開発に向けて時間がかかりそうですが、栄町ビルの閉館は取りあえず第一歩前進したといえます。おそらく栄地区最大級の再開発となるだけに一つずつ障壁を乗り越えて何とか実現に漕ぎ着けてほしいものです。
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