日本特殊陶業が本社移転・・・「アーバンネット名古屋ネクスタ」建設状況 2021年9月
東区東桜1丁目。栄のシンボル「テレビ塔」の北東でNTT都市開発が進めている再開発ビル「アーバンネット名古屋ネクスタ」。前回投稿から3か月ほど経ちました。工事は仕上げの段階に入っています。
外観はほぼ完成しています。地上20階建て、高さ91.46メートル。写真右側の高層ビルは2005年9月に同じNTT開発が開発した「アーバンネット名古屋ビル」(地上22階、高さ92.03メートル)。いわば”お兄さんビル”です。100メートル弱の高層ビルが2棟並んだことで、桜通り沿いに巨大な”壁”が出来ました。
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竣工は3か月後の2022年1月まだ。建物はほぼ完成しているようにみえますが、最上階近くにはまだクレーンが一機残っています。
先日、この「アーバンネット名古屋ネクスタビル」の16階から19階に日本特殊陶業が本社機能を現在の瑞穂区から移転してくることが報道されました。新オフィスでは座席数を従業員の7割にととどめ、リモートワークの推進とともに固定席を設けない「フリーアドレス」の導入を図るということです。
ここ数年、企業の多くが拠点を栄から名駅に移転する動きが続きが加速していて栄地区の”空洞化”が続いていましたが、名古屋を代表する”優良企業”が栄に本社を移転することは、栄にとっては”復権”の足掛かりともなるビッグニュースです。「中日ビルディング」や「錦三丁目25番私有地活用事業」など、今後、栄を舞台に進められる再開発事業が活発に行われます。栄に再びかつての輝きが戻ることを願うばかりです。
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