あっという間に・・・旧「名古屋市教育館」 解体終了 2021年9月
栄の中心部、テレビ塔のすぐ西で解体が進んでいた旧「名古屋市教育館」。2019年7月末に東区泉一丁目の外堀通り沿いに新「名古屋市教育館」が建設され、機能が移転していました。
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1962年竣工。かなりのレトロビルで、新教育館に機能が移転した後も、一年以上目立った動きがなく、栄の街のど真ん中にポツンと”廃墟”があるといった、ある意味異様ともいえる光景が広がっていました。ようやく解体工事の動きがでてきたのが、今年(2021年)3月。その後一気に解体が進み、今回の撮影時にはすでに跡形もなく建物がなくなっていました。
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前回投稿をしたのは2ヶ月前。そのころば建物が覆われてはいたものの軒高はほぼ変わっていませんでしたが、短期間のあいだに建物が跡形もなく消えているのは驚きです。
跡地開発を巡っては名古屋市から委託を受けた久米設計名古屋支店が検討をすすめているようですが、まだ具体的な内容は明らかにされていません。この地域は容積率が1300%にまで引き上げられていて、周辺のコインパーキングや雑居ビルとの一体開発が実現すれば、かなり大規模な再開発が期待できそうです。今後の動向に注目したいです。
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