オフィスブランド「BIzrium」のロゴも登場 「イオンモール Nagoya Noritake Garden 」(【仮称】ノリタケの森プロジェクト) 建設状況 2021年8月
西区則武新町3丁目。名古屋駅から北東1キロのノリタケカンパニーリミテッド工場跡地で進められている再開発。イオンモールを核にした大規模再開発です。今年(2021年)秋に迫った”まちびらき”を前に、工事は仕上げの段階に入っています。
イオンモールの外観はほぼ完成しています。正式名称も「イオンモール Nagoya Noritake Garden」に決定したようです。
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建物には「BIZrium(ビズリウム)」のロゴもみえます。「イオンモール Nagoya Noritake Garden」は、イオンモール初となるオフィス併設型複合施設となります。「BIZrium」というのは、イオンのオフィスブランドの名称です。1階から3階が通常のイオンモールで、4階から6階がオフィスフロアになる予定。「BIZrium名古屋」には、名古屋外語大学のサテライトキャンパスも入居することが決定します。イオンモール直結ということもあり、モール内の託児所に子供を預けながら勤務ができるなども魅力となりそうです。
敷地西側で三菱地所などが建設を進めている大型マンション「ザ・パークハウス名古屋」の建設も順調に進んでいます。
地上19階建てのマンションが4棟、総戸数462戸。「NAGOYA the Tower」(総戸数 441戸)とともに、名駅地区最大級の大型マンション開発になります。
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4棟のうち3棟が2021年11月上旬に完成予定。残り1棟が12月中旬に完成予定です。先行する3棟はほぼ外観が完成しています。L時型の巨大な壁のようになっており、現場近くにいくとかなり迫力があります。残る1棟の建設もすでにはじまっているようで、クレーンが稼働しているのが確認できます。
再開発が進行するなか、最寄りの栄生駅の地価も上昇を続けているようです。名駅地区は栄に向かう東側は街として拡大しているものの、そのほかの方角は街としての広がりが乏しく、この一帯も正直いまいちパッとしないと言わざるを得ません。名古屋の街が”線”から”面”へ広がるためにも、再開発がもたらす周辺への波及効果に期待したいです。
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