キャッスルプラザ跡地 明治安田生命が再開発へ 2021年8月
名駅四丁目。今年(2021年)3月末に閉館したホテル「キャッスルプラザ」。1981年に開業し、40年間にわたり名駅を代表してきたシティホテルです。前回投稿から1ヶ月、解体に向け、建物は白のパネルで覆われはじめました。
パネルは建物の半分ぐらいの高さまできました。建物の所有者は明治安田生命で、株式会社ナゴヤキャッスルが定期建物賃貸契約を結んで営業をしていましたが、契約満了を受けホテル閉館となり解体工事にはいりました。ナゴヤキャッスルは、”本丸”ともいえる「ホテルナゴヤキャッスル」も去年(2020年)9月に閉館し、建替工事にはいっています。名古屋市内などで一部レストランを運営しているものの会社の機能のほとんどすべてが休業状態となっています。親会社が名古屋を代表する財閥グループの興和であることから、経営基盤はまったく揺るがないということなのでしょう。
ホテルナゴヤキャッスルの建替工事についてはこちら
キャッスルプラザの前回投稿についてはこちら
跡地について新たな情報が出てきました。朝日新聞によりますと、土地と建物の所有者である明治安田生命に、東京・新宿、名古屋、福岡、金沢、広島の一等地にもつ不動産の再開発に着手し、大規模ビルを建てる計画があるようです。名古屋の”一等地”というのは、このキャッスルプラザの跡地のようで、報道のとおり計画が進められるなら、今後、この場所に新たな大規模ビルが建てられることになります。
具体的な情報はいまのところありませんが、日本でも有数の超高層ビル街が、更なる厚みを増すような再開発になることを期待したいです。
旧「キャッスルプラザホテル」のその後についてはこちら