骨組みはほぼ完成・・・「河合塾千種校新キャンパス」建設工事 2021年7月
古くは代ゼミや駿台とともに三大予備校の一角をなし、現在も全国でトップクラスの規模を誇る大手予備校の「河合塾」。現在、その本部機能も兼ね備えている「河合塾千種校」の建て替え工事が進行中です。
前回投稿からおよそ2ヶ月が経ちました。骨組みはほぼ完成したようで、建物全体がシートに覆われました。
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千種駅前のタワーマンション群をバックに。大通りから少し奥に入った住宅街で建設工事が進んでいます。新キャンパスは地上8階、地下1階、高さ30.78メートル。あまり軒高の高い建物ではありませんが、横幅が広く存在感のあるビルです。
個人的に気になるのは新キャンパス完成後の展開です。河合塾の本拠地なだけに、新キャンパスの北隣には河合塾の老朽化した校舎などがあります。
駅前からも河合塾の看板を確認することができ、千種駅はいわば”河合塾の駅”という印象すらあります。ただJRと地下鉄が結節する市東部の中核駅の一つ。栄から名駅に街の中心軸が西に移るなかで、このところやや元気がない千種駅周辺ですが、栄で再開発計画が次々に発表されているなかで、今後、”栄の復権”も期待でき、千種駅周辺が見直される可能性があります。
新キャンパス完成後、現在の校舎から機能が移転されると思われますが、機能移転後の旧校舎がどうなるのか?跡地利用について注視していきたいと思います。
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