解体工事が佳境・・・旧「第三銀行名古屋支店」2021年6月
中村区名駅5丁目。地下鉄桜通線の「国際センタービル駅」と「丸の内駅」のちょうど中間あたり。旧「第三銀行名古屋支店」の解体工事が佳境を迎えています。
前回投稿から一ヶ月弱しか経っていませんが、一部を除き建物がほぼ解体されているのを確認できます。
旧第三銀行名古屋支店の前回投稿はこちら
建物の南西角だけかろうじて残っていますが、時間の問題です。
第三銀行は5月1日づけで三重銀行と合併し、三十三銀行となりました。旧第三銀行は三重県松阪市が本店、旧三重銀行は津市が本店、両者を補完する形で合併が成立し、本店を新たに四日市市に置きました。合併による支店の統廃合を受け、第三銀行の旧名古屋支店が大和ハウスに売却され、今回、解体となりました。
大和ハウスは移転した滋賀銀行名古屋支店跡地(丸の内)も買い取り、現在、賃貸オフィスビルを建設しています。
滋賀銀行名古屋支店の建設状況についてはこちら
地方銀行の支店は都心の一等地にありながら、低層の建物のまま残されているケースをよく見かけます。地方銀行は今後再編の動きが加速するという見方も多く、再編が進めばこうした好立地の土地の再開発が進められる可能性もあります。旧第三銀行名古屋支店の跡地利用についての情報も未だありませんが、滋賀銀行名古屋支店の再開発で実績のある大和ハウスが、高度利用となる再開発を進めることを期待したいです。
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