日本セレモニーのホテル「TIAD」名古屋高級ホテル誘致の第一号に
久屋大通沿い。「あいおいニッセイ同和損保名古屋栄ビル」跡地で開発が計画されている「(仮称)名古屋ホテルPJT建設計画」。山口県下関市に本社を置く冠婚葬祭業の「日本セレモニー」が手掛ける高級ホテルの建設計画で、ホテルの名称は「TIAD(ティアド)」となるようです。
完成イメージをみる限り、なんの特徴もない寸胴の建物ではなく、おしゃれな建物です。地上14階、地下1階建て。高さ59メートルです。
コロナ禍のあおりを受けて工事に遅れが生じているようで、旧ビルの解体から一年近く経ちましたが、いまだホテルの躯体は上がってきておりません。
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愛知県は地域のブランド力向上のため、名古屋市と協力して2020年4月から「高級ホテル立地補助金」制度を開始していて、高級ホテルの誘致に本腰を入れています。基準を満たしたホテルには、県と市合わせて20億円の補助金が支給されます。「TIAD」は補助金適用の第一号にあたります。
オープンは2023年5月。コロナ禍を受け現在は海外との交流がピタリと止まっていますが、外国、特に成長著しいアジア各国の人々にとって、日本は旅行先としてかなり高い人気を維持しています。一時の潮流に惑わされず、今後もこうした高級ホテル誘致に力を入れ、現状必ずしも高くない名古屋の”ブランド力”を高めていってほしいです。
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