解体工事は本格的に・・・「新今池ビル」2021年1月
地下鉄「今池駅」の真上。広小路通りと錦通りの間にまたがる広い敷地に建てられていた新今池ビルが現在解体中です。
前回投稿時から5ヶ月弱経ちました。前回投稿時は工事がはじまったばかりで、一階部分に白い囲いが設置されていただけでしたが、現在は建物全体が、白とブルーのパネルで覆われています。
新今池ビルの前回投稿
新今池ビルは地上7階、地下2階。竣工から50年以上の月日が流れていて、かなり老朽化していました。ここ数年はテナントの数も減ってきており、誤解をおそれず言うなら廃墟のようなビルになってしまっていました。
ビルの元々の所有者はパチンコのキング観光。解体に際しビルは京阪電鉄不動産が買収しています。跡地についてのたしかな情報はありませんが、かつてはホテル開発が検討されているといった報道もありました。
かつては名古屋の街のなかでもそれなりのプレゼンスがあった今池ですが、名駅、栄という2つの核におされ、やや活気を失っています。テナントの多くが抜けていた近年の新今池ビルは、ある意味そんな今池の象徴といえるのかもしれません。跡地で計画される再開発が、”今池復活”の起爆剤になることを期待したいです。