ついに建物の解体開始 「ナゴヤキャッスル」建替え工事 2021年1月
昨年(2020年)9月末で建て替えのために閉館した「ナゴヤキャッスル」の建物の解体作業がはじまったようです。
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建物のまわりには白い囲いが設けられました。よくみると敷地内に黄色のショベルカーがあるのがわかります。
1969年に開業した「ナゴヤキャッスル」。名古屋城を真正面に望む絶景が最大のウリのホテルで、皇室をはじめ多くの要人が宿泊したほか、地元政財界も会合で利用するなど、長年名古屋を代表する一流ホテルとして営業が続けられてきました。2013年には、地元名古屋の財界の雄の興和が過半数の株を取得し興和グループ傘下となり、このたび2024年までの4年間かけて建て替えがされることになりました。
旧ナゴヤキャッスルは195室でしたが、新ナゴヤキャッスルでは、客室数は約120室に。およそ4割程度、削減され、一室あたり広いスペースとなるようで、大半を「スイートルーム」にするそうです。完成すれば国内屈指の高級ホテルになるということです。
高級ホテルの存在は都市そのもののグレードをあげるといっても過言ではありません。これまで、いわゆる「ラグジュアリーホテル」がほとんどなかった名古屋ですが、新ナゴヤキャスルは名古屋のホテル業界に大きなインパクトを与えるだけでなく、名古屋の街に地殻変動を与える可能性もあるのではないでしょうか?
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