2027年に名古屋ー品川間で開業が予定されているリニア中央新幹線。名古屋駅のホームは、地下30メートルの深さのところに、既存のホームに垂直方向で設置されます。

リニア新幹線 名古屋駅予想図

駅の東西を貫く形で建設されるリニア名古屋駅。西口(新幹線口、太閤通口)を出たところでは、すでに駅のホーム設置工事が本格化しています。

リニア名古屋駅建設工事

リニア名古屋駅建設工事(5月30日 撮影)

西口(新幹線口、太閤通口)には、2本の超高層ビルを建設する構想もあります。構想ではリニア新駅のホームの真上にも超高層ビルが一棟建設される予定です。

名古屋駅西口、2本の超高層ビル計画についてはこちら

西口ではホームが建設される用地の徐々に買収がすすんでいて、買収された用地に建設されていた建物の解体工事も順調にすすんでいるようです。

リニア駅建設用地(5月30日 撮影)

また?買収された用地の一部ではすでに既存建物の解体工事も終わり、駅の建設工事に着手されたところもあります。

西口買収用地のリニア駅建設工事(5月30日 撮影)

一方、買収の遅れが指摘されてきた東口(桜通口)でも、ホームの真上にあたる「東洋ビル」の解体工事が進んでおり、リニア駅の建設に向け着実に一歩ずつ前進しているようです。

東洋ビル解体工事の様子についてはこちら

リニア名古屋駅建設用地の買収を巡っては、当初の予定より2年ほど遅れが出ていることが明らかにされていますが、開業時期については2027年という目標が堅持されたままで、買収の遅れは”想定内”にとどまっていて大きな影響はないのではないかと思われます。

むしろ2027年のリニア開業に向けて最大の懸念材料は、依然こじれている「大井川水源問題」です。

リニア大井川水源問題についてはこちら

静岡県がリニアトンネル工事により、大井川の水量が減少する可能性を指摘し、工事にストップをかけているこの問題ですが、川勝知事がこの問題を議論する過程で「リニア工事は、(リニア駅が建設されない)静岡県にとってはメリットがない」と発言するなど、どうしても環境問題を盾にしたリニア工事の”妨害”ではないかという疑惑が払拭できません。「6月中に静岡工区の工事準備を再開しないと2027年の開業に間に合わない」(JR東海 金子社長)という見通しもあり、もはやギリギリの状態です。

リニアは、一民間企業が手掛けている事業とはいえ、日本が21世紀も世界の先端を走り続けられる国であるためには必要不可欠な”国家事業”といっても過言でありません。関係者の方々には、大所高所にたった議論を進めていただき、なんとか問題を解決に導いていってほしいものです。

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カテゴリー: 名駅地区

ゆめ

名古屋栄が生活圏のサラリーマン。栄の変遷を見守ります

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