一気に解体 名古屋市営地下鉄名城工場
中区三の丸。名古屋医療センターの北側にかつてあった「名古屋市営地下鉄名城工場」。2004年まで地下鉄の車両基地と稼動していましたが名港車庫が名港工場に拡張されたのを受け役目を終えていました。以来、交通局の事務所として使われていたもののほぼ塩漬けの状態が続いていましたが今年になってようやく解体工事が始まっていました。
名古屋市営地下鉄旧名城工場解体はじまる(2019年6月25日)
解体が始まっておよそ半年。建物の解体は、ほぼ終わったようです。
瓦礫がうず高く積み上がっています。こうしてみるとかなり広大な土地です。この広大な土地が15年近く放置されていた経済的な損失は計り知れないのではないでしょうか?
跡地について名古屋市交通局では今後、2023年度までに民間事業者に貸し付けることを決めています。
この土地は名古屋城眺望の景観保全のため標高60メートル以上の建築物は建てられませんが、栄にも程近くかなり好条件の土地であることに間違いありません。跡地が今後、どうなっていくのか注目していきたいと思います。