中部国際空港(セントレア)の利用客がいま大幅に伸びています。2019年度の上期の航空旅客数は速報値で698万8,265人。開港時の2005年度を越えて過去最高です。開港年度の2005年度は、愛・地球博が開催され国内外から多くの人が愛知県を訪れた年。あれから15年。「万博特需」を越える人が、上期、セントレアを利用したことになります。

利用客増を牽引しているのは、アジアを中心にした訪日外国人の増加です。中部地方にはトヨタをはじめとした世界企業が多い中で、開港当時はビジネス空港としての利用増というのはある程度見込まれていたかと思いますが、これほどまでに訪日外国人需要が伸びることは予想されていなかったのではないでしょうか?

このセントレアに2019年9月20日。新ターミナルのT2ターミナルが完成しました。

T2ターミナル入り口

新しく完成した第2ターミナル(T2)は、通称”FCCターミナル”とも呼ばれています。T2は鉄道などと接続するアクセスプラザまでの距離がT1に比べて遠いなど、やや不便ですが旅客使用料はT1の半額で、大人一人1,280円に抑えられています。また、公表はされていませんが航空会社がセントレアに払う利用料も安くなっているとみられ「若干、不便だけど安い」というFCCのコンセプトにはぴったりです。

名鉄駅と接続するアクセスプラザの看板です。既存の「第1ターミナル(T 1)」を利用中の航空会社は35社にたいしさ、「第2ターミナル(T2)」を利用する航空会社は現状「AIr Busan」、「Air Asia」、「Jetstar」、「t’way」、「JEJU air」、「cebu pacific」の6社です。

T2の出発ロビーです。利用されているチェックインカウンターはわずか2~3割程度。これだけで評価できるものではないのかもしれませんが、まだ施設が充分に利用されているとはいい難いのではないでしょうか?

関西国際空港は2年前の2017年に同様の第2ターミナルを竣工し、訪日外国人客の利用者が一気に増加。結果、大阪を超える訪日外国人客が東京を超えることもありました。今後は、新規のFCC便をどれだけ誘致する事ができるのかが、成功のカギになります。



 

 

カテゴリー: 中部国際空港

ゆめ

名古屋栄が生活圏のサラリーマン。栄の変遷を見守ります

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