ビックニュースが飛び込んできました。栄交差点の南東角「名古屋三越栄店」が、高さ180メートルの超高層ビルに建て替える構想があることを1日付けの中日新聞などが報道しました。
名古屋三越栄店が入るビルです。1954年に完成し、名古屋三越の前進「オリエンタル中村百貨店」が開業しました。正直、今回のニュースは寝耳に水でしたが、ビルの完成から実に65年かなり老朽化しており、栄地区で再開発計画が次々に発表されるなかで、建て替えは至極当然の流れなのかもしれません。
ビルオーナーの「オリエンタルビル」の構想では、新ビルは地上34階、地下4階建て。高さはテレビ塔とほぼ同じ高さの180メートルです。
低層階には三越が運営する商業施設を入居させ、中層階にコンベンションホール、高層階に高級ホテルが入る予定。完成イメージ図の左奥のビルは新中日ビルですが、構想ではこの新中日ビルより10メートル高く、完成すれば栄地区で最も高いビルになる見込みです。
ただ報道に対して名古屋三越栄店は「今回の発表で(建て替え構想を)はじめて耳にした。あくまでビルのオーナー側の展望だ」とコメントしています。完成目標も2029年とかなり先。おそらく現状「構想」の域を出ておらず、今後関係者との協議や景気動向などの社会情勢の変化により、計画が変更になる可能性も十分あるのではないかと思います。
ただ久しぶりに明らかになった栄の大規模再開発。この構想が現実となるのを祈るばかりです。
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