東区泉一丁目。外堀沿いで建設がすすめられていた真「名古屋市教育館」が完成し、このほどオープンしました。
外堀どおりに面したところは全面ガラス張り。瀟洒な建物となっています。
西側から。総工費は約21億円で、地上8階建て。これまでの教育館同様、研修機能などを担うということですが、世界で活躍する人材育成を目的とした「グローバル・エディケーションセンター」ももうけられるということです。
ただこの話の本筋は、旧「名古屋市教育館」の跡地が、今後どうなるのか?ということ。
1962年に建てられた建物で、外側から見る限り、かなり老朽化しています。
入り口はすでに、トラサクにロープがはられ、中に入れなくなっています。「跡地は繁華街活性化に活用」(2014年10月 中日新聞)するという情報があるのみで、具体的なことは明らかになっていません。
場所は栄の中心の超一等地。こうした行政所有の土地はとかく、一等地であっても経済観念を無視し長く塩漬けのまま放置されることがあります。
願ってもなかなかない超一等地の再開発用地。スピード感があり、かつ拙速にはならないような有効利用がなされることを期待したいです。
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