地下街が発達し、古くは「地上に人がいない」とすら揶揄されてきた名古屋市。栄地区にも、サカエチカ、森の地下街、セントラルパークと言った3つの大きな地下街があります。この中の一つサカエチカが50周年を迎えるのを期に、大幅リニューアルリニューアルを行っています。
サカエチカは、店舗数こそ他の二つに比べて少ないものの(サカエチカ 75店、森の地下街 96店、セントラルパーク 119店)、三越など大規模デパートと接続していること、あのクリスタル広場があることなど、栄でいや名古屋で最もメジャーな地下街と言っても過言ではないでしょう。
リニューアルは、2017年から始まっていて今年秋まで。工事字体は8割型終了しているといえます。久しぶりにサカエチカをのぞいてきましたが、その変容ぶりに驚きました。
まずは、クリスタル広場。
携帯電話のない時代は、有名な待ち合わせスポットだったこのクリスタル広場。以前はもっと暖色系の照明だったかと思いますが、いまはシックな照明に。中央のオブジェは撤去されています。
クリスタルはなくなってもクリスタル広場というのでしょうか?中央は、今後、ミニコンサートや車輌展示など企業の広報スペースなどとして活用予定とのことです。また、柱は環境映像をながす大型LEDディスプレイを設置予定とのこと。完成すればかなりおしゃれな空間になるのではないでしょうか?
そして、店舗が並ぶ通路のほうに目を移すと・・・
こちらは、暖色系の照明に変わっています。(以前は蛍光灯のような青白い光だったような気がします。)
サカエチカのリニューアルは、今年11月に完成。今後も「地下の街名古屋」の象徴的存在であり続けてほしいものです。