シルエットが徐々に・・・新「名古屋四季劇場」建設工事 2025年12月
熱田区三本松町。日本車輌製造の北側の敷地で建設が進められている新「名古屋四季劇場」。前回投稿から2ヶ月弱。来年(2026年)夏のオープンに向け、工事は順調に進んでいます。
新「名古屋四季劇場」建設工事の前回投稿はこちら
計画の概要
新「名古屋四季劇場」は、地上3階、地下1階、高さ28.3m。名駅南地区にある現「名古屋四季劇場」の土地契約終了に伴い、2026年夏のオープンを目標に建設が進められています。

収容人数は1300人。現「名古屋四季劇場」の収容人数が1200人ですので、わずかではありますが新劇場になってグレードアップします。
現「名古屋四季劇場」は現在公演中の「マンマ・ミーア」が最後の公演。新「名古屋四季劇場」のこけら落としは「オペラ座の怪人」になります。
「名古屋の専用劇場が移転ー2026年夏、新劇場が名古屋市熱田区に誕生」(劇団四季公式HP)
現地の様子
現地では現在、躯体工事が続いています。

工事がスタートして9か月ほど。すでに躯体は最上階まで達しています。最後部は3階建てですが、完成イメージを見る限り、建物は”階段状”になります。現状、建物全体がブルーシートで覆われていますが、写真手前から写真奥のほうにかけて、建物が”階段状”となっているのが確認できます。

ごくごく一部ですが、ブルーシートが取り外され建物の外観が”ちらり”とお目見えしました。建物全体がヴェールを脱ぐ日も近いのかもしれません。
周辺地域の今後
現場のすぐ北向かいでは美容・健康器具メーカーの「MTG」の新社屋の移転新築工事が行われています。
MTG新社屋建設工事についてはこちら

建物には新本社や研究施設だけでなく、一般に開放されるカフェやミュージアムなども併設される予定です。これまで人通りもほとんどなく閑散といていたこの一帯ですが、MTG本社と名古屋四季劇場の移転で、一気に賑やかになりそうです。
今年(2025年)7月には、この一帯の活性化を目指す「熱田神宮外苑プロジェクト」というのもスタートしています。
年間500万人の参拝客や観光客が訪問する熱田神宮がありながら、これまでイマイチ活気がないこの一帯。今後、どのように変貌していくのか楽しみです。