名鉄矢田駅前で大規模マンション「シエリアシティナゴヤドーム前矢田」建設はじまる 2025年12月
東区矢田3丁目。2024年に本社機能を尾張旭市に移転した尾張精機の本社工場跡地で、関電不動産開発(大阪市)などが大規模マンション「シエリアシティナゴヤドーム前矢田」(【仮称】東区矢田三丁目計画新築工事)の開発を進めています。計画の概要と2025年12月現在の現地の様子をお伝えします。
計画の概要
「シエリアシティナゴヤドーム前矢田」は、地上10階建て、高さ29.975m。建築面積は6,563.84㎡と工場跡地を利用した広大な敷地を活用した大規模マンションです。

間取は2LDK~4LDK、専有面積は62.89㎡~89.66㎡で、総戸数は379室にものぼります。大規模の利点を生かし、キッズルーム、パーティルーム、スタディルーム、ゲストルームとマンション内にはかなり充実した共用施設が用意されているのも魅力です。
現地の様子
現場では、まだ躯体が上がってきていませんが、クレーン車や杭打機が稼働しているのが確認でき、現状基礎工事の段階だと思われます。

現地に掲げられている建築予定看板によりますと、着工は「2025年7月下旬頃」となっていて、工事がはじまってまだ4ヶ月程度とみられます。躯体が上に伸びてくるのはまだ少し先だと思われます。

周辺環境
マンション名は「シエリアシティナゴヤドーム前矢田」となっていて徒歩8分のところに地下鉄名城線の「ナゴヤドーム前矢田駅」がありますが、最寄り駅はマンションの目の前にある名鉄瀬戸線の「矢田駅」です。

「矢田駅」は一日の乗降客数の平均がわずか1436人と名鉄瀬戸線では最も少なく、多くの市民もその存在をしらないかなりマイナーな駅ですが、瀬戸線は栄に直結していて、朝のラッシュ時には4分から5分間隔で列車が運行されていて、栄へのアクセスも14分ほどと決して不便な駅ではありません。マンションが完成すれば駅の利用者も一気に増えるかもしれません。
「シエリアシティナゴヤドーム前矢田」(【仮称】東区矢田三丁目計画新築工事)の竣工は2027年11月下旬、入居開始は2028年2月下旬の予定です。販売開始は2026年5月からの予定。都心へのアクセスや住環境などを考慮すると人気のマンションとなりそうです。
現地地図
