商業施設「HAERA」のロゴも登場 「ザ・ランドマーク名古屋栄」建設状況 2025年12月
栄の中心部。旧栄角地などで建設が進められている「ザ・ランドマーク名古屋栄」（【仮称】錦三丁目25番街区計画）。栄地区では過去最大級の超高層複合ビルの建設計画です。前回投稿から約一ヶ月が経過しました。竣工まで残り４か月となり、工事は仕上げの段階に入っています。
「ザ・ランドマーク名古屋栄」（【仮称】錦三丁目25番街区計画）の前回投稿はこちら
計画の概要
「ザ・ランドマーク名古屋栄」（【仮称】錦三丁目25番街区計画）は、地上41階、地下４階、高さ211.700ｍ。三菱地所株式会社、Ｊ.フロント都市開発株式会社、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社の５社が参画する栄地区過去最大級の再開発計画です。
ビルは商業施設（B2～４F）、シネコン（５～９F）、オフィス（12～30F）、ホテル（10、11、31～41F）の複合ビルになります。
ホテルはヒルトングループの最高級ラグジュアリーブランドの「コンラッド」になる予定、また栄地区初となるシネコンにはTOHOシネマズが入る予定です。
また先日、Jフロントリテイリングが運営する低層階の商業施設の名称が「HAERA」となることが発表されるなど、ビルの詳細が徐々に明らかにされています。
現在の工事状況
竣工は4ヶ月後の2026年３月の予定です。工事は現在仕上げの段階に入っています。
一部の低層階を除き、すでに外観部分は完成しています。
大津通側のエントランス部分には商業施設の名称となる「HAERA」のロゴも掲げられています。
反対側、久屋大通側のエントランス部分にも同様に「HAERA」のロゴが登場しているのが確認できます。
「HAERA（ハエラ）」というのは「栄える＋era(時代）」からの造語で、次の栄える（はえる）をつくる、街の新しい時代をつくっていく起点になりたいという思いが込められているということです。その名のとおり、ビルがオープンすれば周辺に与えるインパクトは絶大で、栄の街の人の流れや賑わいに大きな変化があることは間違いなさそうです。