名駅南地区の新たな市道「笹島線」の整備が着々と 2025年12月

名駅南地区 市道「笹島線」の整備が着々と 2025年12月

 

名駅から南へ約1キロ。名駅南4丁目地区で市道「笹島線」の延長工事が進んでいます。名駅南地区は名駅まで徒歩圏内でありながら、いまいち垢抜けず、いわば”都心の空白地”ともなっている一帯。名古屋市も2024年(令和6年)3月、「名駅南まちづくり方針」を策定し、この地区の将来像を示すなど、再開発に特に力を入れている一帯です。笹島線の整備工事の現況と、名駅南地区の今後についてお伝えします。

「笹島線」延長工事の前回投稿はこちら

名駅南まちづくり方針と笹島線

「名駅南まちづくり方針」では名駅南地区をリニア効果を最大限享受するための名駅地区の一部の開発エリアと捉えていて、「賑わいのあるウォーカブルなまちづくり」などを目指すとしています。

名駅南まちづくり方針(名古屋市HP)

この名駅南まちづくりでは、同地区ではささしまライブと通じる「笹島線」の延長についても示されています。

笹島線

新しくつくられる「笹島線」は名駅4丁目地区で大きくカーブし「ささしまライブ東」で名駅通と交差する計画です。

現地の様子

現地では市道「笹島線」の整備が着々と進んでいます。

笹島線(11月22日 撮影)

上は下広井線からささしまライブ方向の写真です。ややわかりにくいかもしれませんが、写真奥のほうで道が大きく右にカーブしています。道路の両脇には、歩道の整備も進んでいます。新たな開発余地の少ない名古屋市内で、こうした新たな道路が整備される光景は、近年では珍しい光景です。

名駅通と交差する「ささしまライブ東交差点」付近です。こちらはすでにアスファルトも敷かれています。

「ささしまライブ東」交差点脇では、ポルシェな展示場「【仮称】名古屋市中村区名駅4丁目」の建設工事が進められています。

【仮称】名古屋市中村区名駅南4丁目(11月22日 撮影)

駐車場や未利用地などが多い名駅南4丁目地区ですが、徐々に変貌しつつあります。

名駅南地区の今後は?

200m〜250m級の超高層ビルが立ち並ぶ名駅地区からわずか1キロ。徒歩圏内にも関わらず、やや開発が遅れている名駅南地区。現状は人通りも少なく閑散としています。「賑わいのあるウォーカブルなまちづくり」を目指すとしているものの現状は、それとは程遠いと言わざるを得ません。やはり、都心でありながら周辺に鉄道駅がないことがその大きな原因ではないかと思われます。

近くにはJR線や名鉄線なども通っていて、以前、河村たかし前市長が「ささしま新駅」構想も打ち出しましたが、駅建設の用地確保が難しいことなどを理由に頓挫しています。ただ名駅南地区の再開発を大きく進めるためには何らかの鉄道アクセスを高めることが不可欠です。アジア大会開催による財政悪化などを理由に、やや緊縮マインドが続く名古屋市ですが、新たな投資を進めなければ街のさらなる発展は望めません。名駅南地区はポテンシャルが大きな地域なだけに、将来のための”英断”を期待したいです。

 

>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております! 日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

CTR IMG