高架下でも躯体が上昇・・・「NAKAGAWA CANAL DOORS」(【仮称】中川運河堀止地区開発)2025年10月
ささしまライブの南。中川運河の堀止地区周辺で進められている再開発事業「NAKAGAWA CANAL DOORS」(【仮称】中川運河堀止地区開発)。名古屋市内中心部と名古屋港を結ぶ中川運河の堀留地区周辺にホテルや商業施設など”賑わいの場”をつくる再開発計画です。

都心の海辺の観光地を目指し”水運”として活躍していた運河から”人を呼ぶ”運河へ。
計画はA、B、Cの3地区に分かれていて、それぞれA地区にはホテルやレストラン。B、C地区にはコミュニてィ拠点やトレーラー屋台村などが設置される予定です。

A地区ではホテル棟の建設が佳境を迎えています。

地上3階、高さ16.010m。前回投稿から2か月半経過していて、建物のシルエットがくっきりしてきました。

エントランス部分も徐々にできあがってきています。
「中川運河堀止ホテル他【仮称】」の前回投稿はこちら
運営するのは「SETRE(セトレ)」というブランドで、西日本を中心にコミュニティー型ホテルを展開するホロニック(神戸市)という会社です。
完成予定は2026年3月。客室数は25室と小規模のホテルになりますが、イメージパースとみる限り、宿泊すること自体が旅の”目的”になるような素敵なホテルになりそうです。


一方、堀止の北側B、C地区でも躯体が上に伸びてきました。

開発を昭和区に本社を置くエイトデザインという会社です。昭和区に本社を置くリノベーション専門のデザイン会社で、名鉄瀬戸線高架下のSAKUMACHI商店街のプロデュースなどの実績があります。
建物は3階建て。1階部分には飲食店が入り、2階~3階にはコミュニティ拠点が整備される予定のようです。


中川運河を縦断するクルーズ船の乗船場所などがあるものの現状は人影も少なくひっそりとしている中川運河堀止地区。今回の開発で多くの人が集まる”賑わいの場”となることを期待したいです。