アイホンが熱田区に新社屋を建設へ 2025年10月
地下鉄名古屋港線「日比野駅」から南東へ数百m。熱田区大宝一丁目に広大な敷地が出現しました。

現場はかつてマルハニチロの物流センターがあった場所です。物流センターの機能が2021年に港区に移った後、広大な更地が広がっています。
現場には新たに建設予定看板が建てかけられています。それによりますと、現場にはインターホンの製造・販売大手の「アイホン」が新社屋を建設するようです。
地上8階建て、高さ44.10m、建築面積1,884.36㎡のオフィスビルになります。
現在、アイホンの本社は栄にありますが、新社屋の完成後は本社がこちらのほうに移転し来る予定のようです。アイホンはかつて現場から近い熱田区内に本社を構えていて、新社屋が完成すれば”創業の地”に戻ってくる形となります。
工事の開始は12月上旬の予定です。
終戦直後の1948年(昭和23年)に、拡声器などを製造する町工場、東海音響電気研究所としてスタートを切った同社。現在はインターホン大手として従業員2000人(連結ベース)を超え、今やアメリカやフランスなど世界7か国に拠点をもつ世界企業に成長しています。
新社屋の完成でさらに大きく羽ばたくことを期待したいです。