錦三(キンサン)のど真ん中「新錦ビル」の解体工事が開始へ 2025年7月
名古屋最大の歓楽街、中区錦三丁目。通称「錦三(キンサン)」のど真ん中。老朽化のため昨年(2024年)閉鎖されていた雑居ビル「新錦ビル」。閉鎖後しばらくは動きがありませんでしたが、現地ではようやく動きがみられました。
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地上10階建て。築年数は不明ですが見た感じかなり老朽化しています。建物が閉鎖されて以降、しばらくは動きがありませんでしたが、ここにきて建物の周囲に足場が設置されはじめ、低層階から中層階がパネルで覆われはじめました。
解体工事の注文者は「錦成ビル」。錦三(キンサン)地区に複数の商業ビルを所有しているほか、名古屋銀行の本店ビルなども所有している地元不動産会社です。解体工事はちょうど一年後の2026年7月の予定です。
跡地利用は”未定”のようで、当面はコインパーキングとして活用されるようです。昨今の建築費の高騰で、即時の建て替えは見合わせたという事情もあるようですが、名古屋随一の歓楽街の”ど真ん中”で広大な敷地がコインパーキングのまま放置されるというのもなんともさみしいものです。
旧「新錦ビル」は4階より上階は住居スペースとなっていましたが、3階までは多種多様な飲食店が入っていて「錦三(キンサン)」の賑わいにはなくてはならない存在でした。一日でも早く新たな建て替えビルが建設されることを祈るばかりです。