いよいよ本格的な解体工事が開始・・・「名神ビル」2025年3月
伏見の中心部。広小路通と伏見通が交わる「広小路伏見」の交差点の北西角。1960年5月竣工で、築年数約65が経過していた老朽化ビルの解体工事がいよいよはじまったようです。

前回投稿から2ヶ月弱が経過しました。前回投稿時、ビルはすでに閉鎖されていましたが、今回撮影時にはビルの周囲に足場が組まれ、建物全体がシートに覆われています。ビルの取り壊しが明らかになって2年あまり、ようやく解体工事が本格化しました。
「名神ビル」解体工事の前回投稿はこちら
ビルの土地、建物の所有者は神戸土地建物という会社。跡地の利用については「同社が土地を所有したまま、他の事業者の主導により進め」られるということです(建通新聞)。
名神ビルは地上8階、地下1階。竣工時は高度経済成長がようやくはじまったところ。当時からしたらかなり存在感のある立派なビルだったのではないでしょうか。ただ時代が移り変わり、広小路通と伏見通という2つの幹線道路が交わる都心の交差点の角地てこの規模はやや物足りません。跡地利用がどのような形になるのか?詳細な情報はありませんが、敷地のポテンシャルを最大限に活用した大きくグレードアップした新ビルが建設されることを期待したいです。