昭和の巨大団地「堀田団地」(堀田市街地住宅)が建て替え開始・・・・2025年2月
名鉄本線の神宮前駅から一区画。名鉄本線の「堀田駅」周辺に巨大団地「堀田団地」(堀田市街地住宅)が老朽化のための建て替え作業が始まりました。

堀田団地が建設されたのは1970年代前半。いわゆる”団塊の世代”が家庭をもつことで住宅需要が一気に上がり全国各地の都市部で次々にニュータウンなどが誕生した時代と重なります。団地は1号棟〜4棟号、総戸数は916戸にのぼります。
団地は堀田駅に直結する形に1号棟、2号棟〜4号棟は堀田駅の南西の方向に建てられています。このうち1号棟と4号棟はすでに住民の退去が完了し、解体作業がはじまっています。

1号棟は地上10階建て、総戸数144戸。すでに建物の周囲がすっぽりとパネルで覆われています。上層部は集合住宅となっていますが、一階部分には「パレマルシェ堀田店」が入っていました。

4号棟は地上11階建て、総戸数157戸。敷地の最も西側。堀田駅からは最も離れたところに建てられていた建物です。こちらもすでに建物の周囲に足場が組まれていて、いよいよ本格的な解体工事がはじまります。建て替えはこの4号棟が順次進められることが明らかにされています。

一方、2号棟(地上11階、総戸数307戸)、3号棟(地上11階、総戸数308戸)には依然、まだ大勢の方が生活しているようです。
長い年月をかけて進められる巨大団地の建て替え。今後、どのような街に変貌していくのか?定期的にお伝えしていきたいと思います。