跡形もなく・・・「名鉄レジャック」が解体完了 2025年2月
名古屋駅から南に数百m。太閤通と名駅通が交わる笹島交差点角で2023年3月に閉館していた「名鉄レジャック」の解体工事が進められていました。前回投稿から約2ヶ月。解体工事は終了し、敷地の周囲を囲っていた”囲い”も取り外されました。
「名鉄レジャック」解体工事の前回投稿はこちら
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1972年の開業から実に半世紀。飲食店やボーリング場、それにディスコまで・・・。”大人の遊び場”をキャッチフレーズに、最盛期は年間39億の売上があったという「名鉄レジャック」。若い頃を名古屋で過ごしたというバブル世代の様々な思い出が詰まったビルが、跡形もなく消えている光景はやはり衝撃的です。まさに名古屋の”一つの時代”が終わったと言っても過言ではありません。
土地は同じ名鉄グループの名鉄都市開発に承継されたようです。いずれ名鉄が主体となった名駅の大規模再開発のエリアとなりますが、再開発は今後、「名鉄バスターミナルビル(名鉄百貨店本店メンズ館ビル)」、「名鉄百貨店本館」、「名古屋近鉄百貨店(近鉄パッセ)」、「大手町建設駅前ビル(ビックカメラ)」、「日本生命笹島ビル」の他の5つのビルを解体した後にようやく始動する形になります。レジャックの跡地はしばらくコインパーキングなどの形で暫定的に活用されるのではないかと思います。
それにしても気になるのは大規模再開発の詳細です。以前、読売新聞が、180メートル級の超高層を3棟建設し、低層階が繋がっている形の断面イメージを明らかにしましたが、名鉄からは正式の形で詳細が明らかにされていません。今年度中には明らかにできそうということなので、来月(2025年3月)までには詳細がみえてくると思われます。発表が待ち遠しい限りです。
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