中村区則武２丁目。名古屋駅西口すぐのところで、河合塾が「トライデントコンピューター専門学校」の新校舎建設を始めました。
「河合塾学園名駅ＴＳＩＴ校舎移転計画」。
地上8階建て、高さ31.87ｍの新校舎。計画地は過去３階建ての共同住宅があり、一気に”高度利用”が進むことになります。
当初は去年（2023年）11月から工事を開始する予定だったようですが、暫く動きはなくようやく工事が開始されたようです。遅れの理由は定かではありませんが、今年（2024年）になって、新校舎を当初の予定より拡張することが明らかにされていて、計画見直しをしたため工事着手が遅れていたのかもしれません。
200メートル級の超高層ビルが林立する駅東地区とは異なり、駅西地区はビジネスホテルとともに予備校や専門学校が数多く点在する地区です。駅東にあった校舎が駅西に移転するのはある意味必然の流れなのかもしれません。
現在の河合塾トライデントコンピューターは、大名古屋ビルヂング（2015年竣工、地上34階、地下4階、高さ174.70ｍ）のすぐ裏手にあります。
当初の予定では2025年に新校舎へ移転する予定だったようですが、その後、若干計画が遅れ、現在の予定では2026年4月に移転する計画のようです。
どのような新校舎になるのか楽しみですが、それ以上に移転後の現校舎の跡地がどうなるか気になります。跡地利用について河合塾は”非公表”としていますが、敷地は超高層ビル街に隣接していてかつリニア名古屋駅の目の前で名駅地区の中でもひときわポテンシャルの高い敷地です。跡地がどうなるのか？引き続き注視していきたいと思います。