名古屋を東西に貫く広小路通り。名駅、伏見、栄などの繁華街を通る名古屋の”目抜き通り”です。この広小路通り沿いの今池、池下間でかつてないほどの高層マンションの建設ラッシュが起こっています。
まずご紹介するのは、広小路通りの南「【仮称】愛知県名古屋市千種区春岡一丁目計画」です。
かつてコインパーキングがあったところで進められているマンション開発。三菱不動産レジデンシャルが手掛けていて、地上15階、高さ44.784ｍの高層分譲マンションです。現在、躯体工事がはじまったところ。まだ躯体が上に伸びてきていませんが、”足場”の設置が始まっています。
広小路通りを挟んだ北向かいでは２棟の新築マンションの建設が続けられています。
「サンクレイドル池下」（写真右から２番目）と「プロード池下」（写真右から４番目）。
「サンクレイドル池下」は地上15階建て。首都圏地盤のアーネストワン（東京都西東京市）が手掛ける分譲マンションで、来月（2024年9月）完成予定のマンション。「プロシード池下」は地上13階建て。10月完成予定の賃貸マンションです。ともにほぼ同時期に建設が進められ仕上げの段階に入っています。
ここから少し東（今池方面）にいったところでは地元ディベロッパーのトヨタホームが店舗付きマンションの建設を進めています。
「【仮称】池下一丁目プロジェクト」。地上13階建て、高さ40ｍ程度の建物です。予定では、今月（2024年8月）完成予定となっています。若干、遅れているのかもしれませんが、いずれにしても工事は仕上げの段階です。
さらに東（今池方面）にいった「仲田」交差点手前。同じく地元ディベロッパーの興和地所が、新たにマンション建設用地を確保しているようです。
「【仮称】仲田二丁目計画」。現場はかつて小規模な店舗等がありましたが、すべて取り壊しが完了していて更地となっています。
現場にはすでに建設予定看板が建てかけられています。地上14階、高さ41.57ｍの高層賃貸マンションです。工事着手予定は来月（令和６年9月１日頃）となっています。
新たに建設されるマンションの多くは、かつて小規模商店や低層の雑居ビル、コインパーキングがあったところです。今回の建設ラッシュで、周辺のスカイラインが一気にあがることになりそうです。