名古屋の中心部を東西に貫く広小路通沿い。栄と伏見のちょうど中間点。名古屋の街の”ど真ん中”で「名古屋フコク生命栄ビル」(旧名古屋栄東急REIホテル)の解体工事がはじまりました。
建物全体に足場が組まれ、白のパネルで周囲が覆われています。旧名古屋栄東急REIホテルは地上14階、地下1階建て、297室の中規模シティホテルでした。コロナ禍の直撃で客室稼働率が大幅に下落し、賃貸借契約が満了となったこともあり2年前の2022年3月末で閉館となりました。ホテルの閉館後も一部のテナントが営業を続けていたこともあり、一年余りは”手つかず”の状態となっていましたが、ここにきて一気に工事が本格化してきました。
名古屋フコク生命栄ビル【旧名古屋栄東急REIホテル】の前回投稿はこちら
かつては右隣りのビルと肩を並べていましたが、すでに少し躯体が下がってきています。
気になるのはやはり跡地利用についてです。現状、情報はまったくありません。解体後、しばらくはコインパーキングなどとして活用されるのかもしれませんが、”超”がつくほどの都心の一等地です。一等地に見合った有効活用がされることを願うばかりです。